ドアの枠は残したままで簡単に
玄関ドアの交換というと大がかりになるのではないかと感じる方も少なくないと思います。確かにその通りなのですが、現在は既存の玄関ドアの枠を残した状態でその内側に新しい玄関ドアをはめるという方法があり(既存の玄関ドア枠を残しつつ新しく枠を回す分全体的には小さくなります)、玄関ドア廻りの外壁や内装を補修しなくても済むようになっています。
場合によっては造りつけの下駄箱など障害物の問題もございますが、撤去再設置可能であればそれほど大がかりにならないと思います。
大まかには引き戸(引き違いの玄関)からドアへの交換、ドアからドアへの交換となります。
引き戸の場合は間口の幅が1.7m前後ありますので、両サイドの袖壁をFIX(はめ殺しのガラス)にして、真中がドアになるイメージ、親子ドアの場合は同じ親子ドアへ、もしくは子扉をFIXする組み合わせも可能です。
扉のデザインについてもいろいろあります。木目調、濃い色、薄い色、アルミ色(ブラック、ブラウン、ステンなど)など。毎日必ずと言っていいほど使用するところです。 しばらくの間は帰宅するたびに新鮮さを味わえるのではないでしょうか。
さらに便利な機能、電気錠もございます。多少値段は高くなりますが、例を挙げると車のリモコンキー同様に携帯していれば、ドアハンドルのボタンを押すだけで施解錠できるというものです。
電気錠と聞くと電気工事は?と心配になってしまいますが、電池式タイプもございますので気軽に電気錠を選択できます。
これはあくまで個人的な感想ですが、玄関に網戸を設置してほしいとのご要望をいただくことがたびたびございます。
昔はアコーデオン式の網戸でしたが現在はロール式の網戸になっており、操作性は問題ないのですが、玄関ドアを開けたままというのが気になります。一概には言えませんが玄関が北側に位置するお客様宅では玄関ドアを開けておくと通風の効果が高く、開けたいという気持ちがよくわかります。
もちろん網戸のためにドアの交換はいかがですかとは言えません。玄関ドアの交換をご検討中で、通風も考慮したいなあという方は通風機能のついた玄関ドアもございますのでそちらもチェックしてみてください。
引き戸からドアに、古くなったドアから新しいドアに、玄関ドアが気になる方はお気軽にご相談ください。