和室の押入れには中段があり、中段には布団を置き、下には衣装ケースなどを置くというのが一般的でしょうか？最近では中段を撤去してクローゼットにしたいという声をいただくことが多くなりました。
押入れをクローゼットにするといっても色々なケースがございます。
① 中段だけを撤去して、傷になってしまったベニヤを残せる状態であればそのままにして、ハンガーパイプをつけるための下地板を取り付けてハンバーパイプを取り付けて完了する場合。
② 中段だけを撤去して、壁のベニヤを貼り換えてからハンガーパイプを取り付けて完了する場合。
③ 中段の撤去に加えて、押入れの床には薄ベニヤが貼ってあることが多く、クローゼットにする機会に下地の根太からやり直して12ｍｍの厚い合板を仕上げに貼り、ハンガーパイプを取り付けて完了する場合。
④ 中段の撤去に加えて、クローゼットにする機会に下地の根太からやり直して、さらに根太間に断熱材を設置してから12ｍｍの厚い合板を仕上げに貼り、ハンガーパイプを取り付けて完了する場合。
⑤ さらに引違の襖を撤去してクローゼット用の折れ戸に交換する場合。
⑥ さらに天袋まで撤去して、上部は奥行き30ｃｍから40ｃｍ前後の天板を設置して、天袋の上端までの高さのクローゼット用の折れ戸を取り付けて完了する場合。
大まかにはこのような工事になります。床柱がある、地窓がある等、検討が必要になることもしばしば発生しますので、気になったお客様はお気軽にご相談ください。