和室をクロス貼りに
化粧の柱が見えている昔ながらの和室の壁には塗り壁仕上げが多く見られます。リビングや洋間のクロス仕上げの壁と比べると汚れが気になることがあります。内装の相談ではクロスの壁よりもよく和室の塗り壁のほうを何とかしたいとのお声をいただくことがあります。
既存の塗り壁の上から下地処理をすれば塗り重ねることも可能ですが、年数が経っていたり、処理後新しく塗った塗りものが乾く過程で、既存の塗り壁材から剥がれてしまうこともあると左官屋さんからアドバイスをいただくことがあります。
古くなった塗り壁材のみ剥がしてから新しく塗り壁材を塗るというのがいいかもしれませんが、今度はクロスがいいという声が多くあります。
古い塗壁材を剥がしてからクロスを貼れば済むと思いますが、クロス屋さんからは下地がまっすぐでないときれいに仕上げられないかもしれませんと言われることも多く、弊社の場合は和室にクロス仕上げをする場合は、塗り壁を剥がしてから薄ベニヤ(5.5mm厚)を貼り、その上にクロス仕上げをする方法が多いです。
また壁紙には和室の塗り壁風のものもございますので、以前と同じような和室にしたいというお客様にも安心してお選びいただけます。