お客様から羽アリを見たということを聞くことがございます。浴室の窓、リビングの窓、広縁の掃出し窓、窓廻りだけということではございませんが、網戸に引っ掛かっていたりして目につきやすいのかもしれません。
死骸は保管されていますか？と念のため確認しますが、ほとんどの方からもう掃除して捨ててしまったのでありませんと返事がきます。なぜ死骸があればいいのかといいますと、下の図を見ていただくとわかりやすいのですが、クロアリの羽アリとシロアリの羽アリでは形が大きく異なっているからです。死骸があればクロアリなのかシロアリなのかはっきりわかります。
　藤野から八王子周辺ではヤマトシロアリという種類のシロアリと考えられますが、羽アリは年に1回、4〜５月の晴れた日の日中に飛び立ちます。 この時期に見かけたら下の図のような形をしているかどうか見比べればクロアリの羽アリなのかシロアリの羽アリなのか判断できると思います。
　羽アリが気になったという方はお気軽にご相談ください。

引用：ホウ素系防腐・防蟻剤　エコボロンPRO　認定施工士 研修資料 （2017年8月1日版）

引用：ホウ素系防腐・防蟻剤　エコボロンPRO　認定施工士 研修資料 （2017年8月1日版）