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2008年06月19日(木)
お施主様とその土地その気候
先日、お施主様の家にプラン打ち合わせでお邪魔しました。
プランの変更箇所の打ち合わせが一通り終わり、換気扇の話になりました。換気システムのご説明をさせていただいたのですが、どうもその換気システムがぴんとこない様子で
「いいのはわかってるんだけどね、もう私らいい年で数年後には老いて体もそんなに自由がきかなくなるかもしれんのだよ」
「やっぱりメンテがね、そんなに頻繁にできんだろうと思っていてね、どうも楽なほうがいいんだよ」
「見ての通り、この辺は夏そんなに暑くないし、緑も多くて結構涼しいのよ」
「だからね、うちは第3種換気がベターだと思うんだ」
こんな会話をしました。確かにそのお施主様、その土地、その気候に適した選択が大事だなあと感じました。それと同時に課題も見つけました。第三種も第一種もノーメンテで一生使用できるというわけではないのですが、メンテは第一種のほうが頻繁に必要になることは明らかです。第一種換気扇の場合、おそらく半年に1回はフィルター掃除が必要と思われますが、もしも頻繁に掃除できなくなる高齢の方がおられた場合を想定すると、掃除をかわりにやれる人がいなければ、換気の効率も落ちてしまうことも考えられます。ここで私は第一種換気システムの定期換気お掃除体制について悩んでしまいました。
正直なところ、半年に1回定期的に一生その方の家に通い続けるということはできないと思います。そんな状況になってしまったとき、どうしたらよいのか、大きな課題を持つことになりました。
今後、このようなことも重要な問題点として考えていかなければならないことをお施主様に教えられ、家づくりというものはこんなにも責任が重いものかと改めて認識することができました。
お施主様、その土地、その気候、住み心地の追求、それぞれの要素が複雑に絡み合い、日々悩む、それが家づくりなのでしょうか。家づくりの奥の深さを感じた一日になりました。
カテゴリー: 投稿者 :マギナー太郎








