55 無垢材・造作
ケヤキの製材
今日は一日ケヤキの製材をやっていました。
朝一番に厚木の太鼓屋さんがケヤキの丸太を運んできました。
まずは挽き方の打ち合わせです。


丸太にどんなふうに切ればよいかチョークで書き込んでもらっているところです。

今日挽く予定のケヤキの丸太です。

ケヤキ丸太を挽いているところです。私は挽き落とされた材木を抱える係りです。マギナージョージは車の運転で長老監督が丸太を回転させたり移動する係りです。

今回の注文は3尺から4尺の長さで1寸から1寸2分厚くらいの板がほしいとのことでしたので、挽き終わった後はケヤキ板の山になっていました。
ケヤキの製材をやっている時にはよくこんな話題が持ち上がります。
「もう製材もおれーらの時代で終わりだな」
「そうよなー、もう製材できるもんがいなくなるからな」
これはマギナージョージと長老監督の会話です。私はいつも傍らでこの会話を聞いているのですが、
「んー、この技術習得したい!」
といつも思うのです。でもなかなか暇がなく、しばらくすると製材のことなんて忘れてしまっているのです。反省です。
製材をしていると本当にすがすがしい気分です。木の香りを感じながら、どんな木目なのか、1回1回確認しながら、「おー、これはいい」、「んー、いまいち」とか頭の中で叫んでいます。私の中で製材はつかの間のスローライフなのです。
今日は板の枚数が多かったので、3人で1日フルにかかってしまいました。でも製材は楽しい!
投稿日:2008年02月25日(月) 20:28 投稿者 :マギナー太郎
無垢材へのこだわり
現在施工中のT様邸は無垢材をいたるところにワンポイントで使用した本当に無垢材を活かした家です。
着工前からとにかく「無垢材じゃなきゃだめ!」的な感じでお打ち合わせを進めてきました。
いつも牧野製材所の家づくりはお施主様の色が濃く出ます。とにかく様々なこだわりについてとことん付き合いながらお打ち合わせと現場を進めていきます。
今回も無垢材にこだわりまくったお施主さん色が色濃く出てきました。


これはそのほんの一部分ですが、上の写真は和室の天井に杉板の無垢材を使用しているところです。
また下の写真はいろいろな無垢造作材の仕上げに使用する蜜ロウワックスです。
現在、塗装屋さんが四苦八苦しながら、その固形ワックスを無垢材に塗りこんでいるのですが、なかなかはかどりません。しかしその仕上がりはすばらしいといった感じです。お施主様も満足のご様子で、奥様からは塗るところを残しておいて欲しいと頼まれている状態です。とりあえず、主寝室と洋間と納戸の床を塗らずにとっておくことになっています。奥様は早く床の養生が取れないかと待ち遠しいご様子でした。とにかく私も完成が楽しみでなりません。
「これぞ、無垢材!」といった感じです。
投稿日:2008年02月21日(木) 16:51 投稿者 :マギナー太郎
無垢材で造る軸組みの家
土台ベイヒバ、柱ヒノキ、梁ベイマツでつくる軸組みの家、と聞いても
「なーんだ、そんなの普通だな」
と思われる方が大半だと思います。
ですが、構造見学会を開くと多くの方から
「無垢の木の家って良いね」
「最近では珍しいよね」
などと言われることが最近多くなったような気がします。
こちらとしては、いつも通りの家造りなのですが、このような声をいただくと、
「やっぱり無垢の木の家って何となくいいよなあ」
と改めて思います。
法改正があるたびに金物の検討など面倒なことがいろいろ多いですが、無垢材を使って大工さんが木の性質を考えながら造っていく、という過程を経て出来上がった家はやはり格別です。
これからも無垢の木でつくる家の重要性はどんどん増してくると感じています。
見えなくなってしまう部分ですが、これからもその辺を大事にしていくことを続けていこうと思います。
投稿日:2008年02月10日(日) 17:42 投稿者 :マギナー太郎
楠(くすのき)カウンター
お施主様から収納箱の上にのるカウンターは無垢の木にしてほしいとのご要望があり、四苦八苦しながらも(というより失敗の連続だったのですが)ようやく材料が届きました。

これは「くすのき」の無垢材を使用したカウンターです。奥行400mm、長さが2500mmくらいのカウンターです。私は「くすのき」なんて使うのは初めてでしたが、お施主様にも納得していただけたのでとりあえずほっとしています。
お施主様から
「樟脳の木のせいなのか結構臭いが強いね」
と言われ、臭いをかいでみると確かに臭いがきつい感じがしましたが、これが結構爽やかな香りなのです。最初は一体どんな臭いがしているのか不安になりましたが、これならOKです。
これからもいろいろな無垢の木に出会ってみたいと思います。
投稿日:2008年02月03日(日) 21:24 投稿者 :マギナー太郎
ケヤキ製材
先日、太鼓屋さんに頼まれたケヤキを製材してきました。

まずは製材の邪魔になるコブを取るところから始まります。

コブを切り取っているところです。

製材できる状態になりました。
今回はもう一本のケヤキと合わせて2本のケヤキを挽きました。3寸角、3.5寸角、3寸厚の板などに引き落とし、3寸角10本、3.5寸角10本、3寸厚板5枚の数量になりました。
私は引いた後の製材の持ち手として参加しましたが、日頃からやっていないのでふらふらしてしまいました。今日当たりはそろそろ筋肉痛が出てくるころです。いやあ、年を感じます。
投稿日:2008年01月13日(日) 14:57 投稿者 :マギナー太郎
ケヤキ
今日はおはやしをやっているOB施主様の紹介で、厚木の太鼓屋さんまでケヤキの丸太を引き取りに行ってきました。
そこでちょこっとケヤキの木の赤みの見方を習ってきました。
太鼓にはいろいろな樹種が使用されているようですが、国産だとケヤキをよく買い付けに行くそうです。なので太鼓屋さんのケヤキを見る目は間違いありません。
ケヤキの皮で見分けるのですが、ぽろぽろと皮がはがれているようなケヤキは赤みの強いもので、それとは異なり木肌がさらっとしていて皮がぽろぽろ取れないものは赤みが弱いとのことでした。
皆さんもケヤキの木があって切り倒すようなことがあったらどうぞ皮を見て、んー、これはいいものかな、と評価してみてください。
投稿日:2007年12月21日(金) 18:07 投稿者 :マギナー太郎
節ありヒノキ壁板の穴
先日、カレンダー配りでお邪魔したお施主様宅でこんな現象が起こりました。


この写真はヒノキ壁板の一部です。下の写真は節の拡大写真ですが、ヒノキの節が掃除中にぽろっと抜けてしまった写真です。節は抜け落ちてインナーサーキット内に転がってどこかにいってしまいました。あーこれは大変ということで、寸法をはかってみると縦2.2cm、横2cmでした。とりあえず、この大きさの節を見つけることにしました。
現在はお施主様がセロハンテープで穴をふさいでいる状態です。
時にはこんなこともあるのですね。
投稿日:2007年12月18日(火) 12:14 投稿者 :マギナー太郎
国産クリフローリング
今日はクリのフローリングを張っているところにお邪魔してきました。
お施主様のT様が見つけられたクリです。岩手県産の国産です。「高正」という名古屋の会社が売っているのですが、インターネットで販売しておりますのでちょっといつもと仕入れルートが異なりました。んー、工務店としては正直なところ少しやりにくいところです。
品物はなかなか良いです。無塗装品なので、素材の感じがよくわかります。ただ一枚一枚の長さが45cmのものから90cmのものと3種類あるため大工さん、気合が入っていました。
投稿日:2007年10月30日(火) 17:43 投稿者 :マギナー太郎
乱尺フローリング
昨日、現場にクリの乱尺フローリングが納入されました。早速本日確認してきました。
板の大きさは厚みが15mmで巾が9cm、長さは1.5尺のもの、2尺のもの、3尺のものがそれぞれバンドで梱包されており、早速ばらそうとしたところ大工さんに止められてしまいました。
「ちょっと待った!今、ばらしてしまうと狂ってしまうかもしれないから、ばらさないでおくれ」
とのことでした。
無垢のフローリングが現場に納入される時、ほとんどの場合、半坪単位で丈夫に梱包されています。この梱包を早くばらしてしまいそのままにしてしまうと、床を張る頃にそってしまうものもあり、なかなかその辺が難しいのです。ということで、今日のところは張ってからのお楽しみということになりました。
国産クリフローリングを張るのは初めてなので今から楽しみです。今日のところは無塗装のクリフローリングの裏面を確認したのですが、今からクリ特有の自然な色合いが楽しみです。
投稿日:2007年10月04日(木) 21:56 投稿者 :マギナー太郎
便利で安いインターネットでの建材注文
先日、お施主様からお願いされていたクリの床材をインターネットで注文しました。
通常、当社ではフローリング等の注文はメーカー直取引ができないため、建材屋さんなどの販売店を通して行っています。しかし、今回はお施主様がインターネットで国産のクリフローリングを見つけ、これを仕入れてほしいとの要望からこのような流れになったのです。一概には言えませんが、価格的にはなかなかお徳かなあという感じです。もちろん、インターネットで公表されている価格でお施主様に提供するわけにはいきませんので、その価格に手数料と運賃を加算しています。ただインターネットで公表されているフローリングの購入価格は一般の方でも建築業者でも同じですので、原価がわかりやすいという点で一般の方にはわかりやすいと思います。
今回、購入したクリは岩手県産で、乱尺仕様になっており、厳選されたものを使用しているとのことですので、今から楽しみにしています。
大工さん、なかなか張り進むスピードが遅く面倒かもしれませんが、お施主様といっしょに私も期待していますのでよろしくお願いします。
投稿日:2007年09月29日(土) 20:45 投稿者 :マギナー太郎
本物の木
今日、お施主様といっしょに新木場の材木市場までケヤキ材と無垢の和室の天井板を買い付けに行ってきました。

現地の問屋さんと小売屋さんと話をしているところです。
投稿日:2007年09月11日(火) 19:36 投稿者 :マギナー太郎
竹
家づくりの中で竹を使う機会はあまり多くありません。
先日はお施主様とのお打ち合わせで、和室の建具の敷居の部分で溝の形状について話し合っていました。
そのときに溝の深さについて、待ったがかかりました。戸襖、障子の敷居の敷居すべりに竹を使って欲しいとの要望で、溝の深さについて大工さんを交え、
「竹の敷居すべりの厚みがいくつだから深さはこのくらいかなあ」
などなど、敷居についてあれこれ検討していました。通常の敷居すべりは竹よりも薄いので溝の深さは一般的にその深さにあわせてあります。そのため、敷居すべりに竹などの部材を使用する場合、敷居の深さを深くしておかなければなりません。
一方、今日のお施主様とのお打ち合わせでは、和室天井材の見切りとして竹で見切るとのことで、早速、太さ1寸から1寸2分ほどのさらし竹(真竹)を注文してみました。他にもカウンターのワンポイントとして、天井からカウンターをつなぐ吊竹として錆竹も使用する予定です。
ちょっとだけですが、竹の面白さを感じることができました。他にもいろいろな竹がありますが、これから先、長い時間をかけて今回の竹をはじめとした化粧に使用される無垢材について、知識と経験を積んでいこうと思います。
このような機会を与えてくれる設計士とお施主様に感謝です。
投稿日:2007年09月01日(土) 19:40 投稿者 :マギナー太郎
地松とヒノキの見学
今日はお施主様のT様ご夫妻といっしょに本社のある藤野町の工場(神奈川県相模原市藤野町牧野)まで構造材と大工さんの刻みの様子を見学に行ってきました。

構造材の地松の梁のところで、木の香りを確認しているところです。

柱に使うヒノキを見学しているところです。
T様の上棟が待ち遠しいです。今から棟上げした時の木材の雰囲気が楽しみです。
投稿日:2007年06月28日(木) 22:33 投稿者 :マギナー太郎
いい棚

八王子市みなみ野で建築中のK邸。これは2階の大壁和室のウォークインクローゼットです。
既に大工さんの作業は終わっていますが、ここを担当していた大工さんは親子でやっています。そしてこの可動棚は弟子でもある息子さんが仕上げたもの。
投稿日:2007年06月26日(火) 20:28 投稿者 :マギナーkota
お施主様からのお誘い
先日、お施主様から
「うちを担当する大工さんの刻みの風景を見てみたいんだけど・・・」
との注文があり、私からお誘いするべきところなのに、お施主様から言わさせてしまったことに、自分の気の利かなさにお施主様のT様に対して申し訳なく思いました。
今回、T様宅の木材には、島根県より取り寄せた『地松』と岐阜県より取り寄せた『東濃ヒノキ』を使用しております。現在、工場(神奈川県相模原市藤野町牧野)で大工さんが木材を刻んでいます。
早速、T様に言われ、鈍感な私は大工さんに連絡し、「来週の木曜日にお施主様と見学に行きますのでよろしくお願いします」と伝えました。
見学の後は、お施主様ご夫婦、大工さんのMさん、長老監督、マギナーkota、そして私の6人で夕食をごいっしょする予定です。ここでも私は気が利かず、この席もお施主様のT様が企画しました。夕食は隣村の秋山(山梨県上野原町秋山)にて川魚を出してくれるところで食べる予定です。地元ですが、私も行ったことがありませんので、今から楽しみです。
T様、いろいろ勉強になります。今後も気が利かない私ですが、どうぞよろしくお願い致します。
投稿日:2007年06月22日(金) 18:25 投稿者 :マギナー太郎
島根県より地松到着。
昨日、6月に着工予定のT様邸の構造材が工場に運ばれてきました。

今回T様邸に使う梁や桁は、地松と呼ばれている言わば国産材です。
いつもは米松と言われる外材を使用していますが、今回使用する地松はその米松と比べて更に強度的に勝ります。

投稿日:2007年05月19日(土) 16:49 投稿者 :マギナーkota
無垢材
昨日はK様邸の棟上げでした。日もよく、天気にも恵まれました。
今年最後の上棟だけあって、皆、朝から気合が入っていました。


午前中に2階まで組み、午後は小屋を組み、屋根の垂木まで打ちつけるところまで進みました。
構造材にはいつも無垢材を使用しています。柱には東濃ひのき、梁にはベイマツを使用しています。今回の無垢構造材は、プレカットではなく、大工さんの手刻みでした。
投稿日:2006年12月21日(木) 16:30 投稿者 :マギナー太郎
無垢材・人工材どっちでも・・・。
先日、マギナーkotaとマギナートモコと
「無垢材へのこだわりって一体何だろう?」って
漠然と話をしていました。国産だとか輸入材とか、はたまた国産は国産でも地元産とかどこどこ産とか、とにかく、取り留めのない話をしていた時のことです。
私は家づくりにたくさんの無垢材を使っていきたいと考えていますが、人工的につくられた木材も使用しています。代表的なものに「ベニヤ」がありますが、素は無垢材です。無垢材と何が違うのか、誰でも知っていることですが、無垢材は無垢で、ベニヤは無垢材をスライスして重ね合わせてできたものです。原料が同じ無垢材というところでは同様ですが、製造方法が違います。こんなことは当たり前ですが、ここからが私のこれからの楽しみです。
家づくりには無垢材や加工された材料(ベニヤなど)といった、形は違いますが、多くの木材が使用されています。これらの木材がどのような場所(国内でも国外でもいいのですが)で、どのようにしてつくられ、どのようにして入ってくるのか、ということも大事なことだと思いますが、これらのサイクルがどのように継続的におこなわれているのか、また、家づくりという視点から、もっと木材というものを面白い視点でとらえてみたい、こんな興味が久しぶりに沸いてくるという気持ちを感じました。
暇な時間ができたら、木材についてもっと勉強したいと思います。無垢材や人工材をはじめとした多くの木材って奥が深いですね。木造建築まだまだ知りたいことだらけです。
投稿日:2006年12月10日(日) 17:01 投稿者 :マギナー太郎
競り
先日、社長と材木市に行って来ました。
社長は年に何回か材木の買い出しに出かけます。今回は私も都合がついたのでいっしょに行って来ました。
倉庫には多くのの材木が出品され、柱から細かい造作材まで幅広い商品が並んでいました。
社長のお目当ては和室の造作材です。廻り縁や敷居、鴨居に使用するスギ材、ヒノキ材です。

投稿日:2006年06月19日(月) 00:44 投稿者 :マギナー太郎
イチョウのテーブル
今日は、津久井のN邸にやって来たイチョウのダイニングテーブルをご紹介します。
N邸は、Nさんの親戚の材木屋さんから頂いた材木を工場に運び込み(Nさんが千葉から牧野の工場に運んで下さいました)、Nさん、社長を始め、現場監督、大工さん、マギナーたまおを交え、『この板は出窓の地板に使おう!』、『この板は階段の笠木に使おう!』とみんなで相談しながら決めていき造ったお宅です。
その時、『ダイニングテーブルを造って欲しい』というNさんのご要望から、『このイチョウで造ろう!!』ということになったのです。
投稿日:2005年12月26日(月) 11:49 投稿者 :マギナーたまお
テーブルからベンチへ
牧野製材所では注文住宅の建築が主な仕事なので「以前お客様が使っていた愛着のあるものを新しい家の一部分として生まれ変わらせる。」仕事がたまにあります。
今回は津久井のN様の新築工事でのことをご紹介したいと思います。
投稿日:2005年11月19日(土) 09:30 投稿者 :マギナートモコ









