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2008年03月03日(月)
畳の製造
先日、相模原市方面のOB施主様宅の住宅点検に行ってきました。その際、いつもお付き合いしている畳屋さんが相模原市西大沼というところにありますので、ちょっとお茶飲みがてらお邪魔してきました。
私と畳屋さんとはもう30年近い付き合いになりますが、こうして畳屋さんの工場にお邪魔するのは初めてなのです(私の記憶では)。
工場に行くと畳屋さんが畳の製造工程について教えてくれました。

これは畳の最初の工程で畳を切断する機械です。

これは整形された畳に畳縁を縫いつける機械です。


縁が縫いつけられた状態です。

両側に縁を縫いつけます。

これは畳縁を巻き込んで畳の側面に縁をジグザグに縫い付ける機械です。

これがジグザグに縫われた状態です。

これは畳の縁がない側を縫う機械です。

これが縫われた状態です。
こうして1枚の畳が作られていきます。


これはちょっと変わった畳です。2枚とも合成畳表が使用された半帖畳です。厚みは30mmで通常の畳より薄いものです。


上の写真が本物のイグサの表で、下の写真が合成の表です。

合成畳表はロール状で納品されます。本物のイグサの表は7尺くらいの長さで納品されます。
合成畳表の畳はまだ使用したことがありませんが、良くできています。ただ、調湿性は明らかに本物のイグサのほうがあります。こうして比較してみると個人的には本物のイグサのほうが良いです。最近は和室が少なくなったので、畳について意識する機会が少なくなってしまいましたが、畳も良いものですね。
コメント
私は本当なら畳屋の3代目。だからこの記事に見入ってしまいました。
祖父は浅草蔵前で畳表の問屋をやっていた(我家の菩提寺は浅草にある。私の本籍も浅草蔵前)。大店で大勢の店員、それに蔵もあったとか。関東大震災で店が潰れ、売り掛けも回収不能で敢え無く倒産。それから我家の赤貧の暮らしが始まる。長男の我が父親はしがないサラリーマンを経て東京都になんとかもぐり込んだ。地方公務員である。そのまた長男の私は技術者をなりわいとしてなんとか生きてきた。震災にさえ遭わなかったら3代目の畳屋をやっている筈なんです。
私が子供時代を過ごした親父の家は借地の上にトタン屋根の平屋が建っていた。父母が他界してから更地にして大家に返してしまったけれど、物置には畳包丁、大針、畳糸、縁布、カッター、などなど祖父からの品々があった。当時は機械化前だから全て手作業。手作業の道具と材料である。
今から思うと捨てないで記念にとっておくべきでした。
投稿者 大庭靖男 : 2008年03月03日 23:51
コメントありがとうございます。
そんな思い出があったのですね。初耳です。
手つくりの畳も良いでしょうね。
投稿者 マギナー太郎 : 2008年03月04日 09:39








