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2007年11月03日(土)
大壁和室
大工さんの技をちょっと拝見してきました。

この写真は杉の化粧丸太を使用した落し掛けです。大工さんの苦労はこの杉丸太の太さにあります。末口で2寸しかありませんので、落し掛けの壁の厚みは丸みの部分を考慮するとほとんど取れません。これが一苦労なのです。壁のために丸太を太くするとごつすぎてしまいます。見た目の良さを考えてのことです。

これは和室の天井板の見切りに竹を使っている部分です。和室の天井板の長さは通常2間ですが、和室には「ちょこっと廊下」的な厄介な納まりがよくあるのです。そんな時は2間の長さの天井を繋げていくために何かしらの見切りを入れる必要があります。今回は竹を使って大工さんが見切りをいれてくれました。竹は丸いので天井面側を平らに削って天井につけてあります。
いつも感じるのですが、真壁和室、大壁和室共に造作の技が見所です。それぞれの和室にはそれぞれの見所があり、これといって決まりがないので、大工さんもなかなか手ごわいのですが、仕上がった時には「おお、見事です!」てな感じになるのです。これぞ大工の技の見せ所といったところでしょうか。
近頃、和室が少なくなっているような気がしますが、やっぱり落ち着くんですよね、和室。私も和室は大好きです。








