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2007年02月01日(木)

ふと思い出す。

  私が牧野製材所に入社して、そろそろ一年が経過します。それまでは現場で木工事をしていたのですが、ここ一年道具というものを手にしていません。
 私が大工道具の中で一番好きなものと言ったらそれは鑿(のみ)です。鑿というのは手で握る柄の先に刃物が付いたもので、柄の頭を槌で叩き木に穴を掘ったりするものです。形は色々あります。
  DSC00709.jpg

 その鑿ですが刃物ですので当然研がなければいけません。しかし研ぐと言ってもこれがなかなか上手くできないのです。砥石に対して鑿の刃を斜めに当て、水平に移動させるのですがその水平というものがキープ出来ません。
 初めて研いだ時などは、研ぎ終わってみれば刃先がまん丸になってとても切れる状態ではなくなってしまいました。大工のことわざに、「穴堀り三年、鋸五年、墨かけ八年、研ぎ一生」というものがありますが確かにそうなのかも知れません。
上手い人だとピタッと砥石に鑿が当たり、研いだ刃を光にかざしても丸みというものが無く真っすぐ、いかにも切れそうだというのが伝わってきます。
 私自身、切れるように研ぐことは出来るようになったつもりですが、とてもとても納得のいくようにはいきませんでした。

DSC00705.jpg

 大工さんの腕の良し悪しは道具を見ればすぐにわかると言いますが言われてみればその通りだと思います。

カテゴリー:06 マギナーkota 投稿者 :マギナーkota


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