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2006年10月27日(金)

お互い頑張りましょう!

 この前、若手大工の二人がさしがねの使い方を記した本を探しているんだけれど、値段が高くてなかなか手が出せないと言ってきました。さしがねに限らず木の継ぎ手を記した本や、屋根の墨付けの本など参考書と言うものは確かにいい値がします。

 月のわずかな小遣いで修行に励む大工見習いの彼らにとっては手が出せないのも無理はないです。そこで、わたしの持っている何冊かを彼らに渡す事にしました。法隆寺の宮大工、故・西岡常一さんに弟子入りした小川三夫さんの本に、「おれは棟梁から、テレビも本も一切読まないでいい、まずは刃物の研ぎをやれ」と言われたとおっしゃっていました。最初の段階での本による知識はかえって邪魔になるとの事。
 しかし、ある程度になったら本も読まなくてはいけない、とも言っていました。若手大工の彼らがそのある程度まで行ったのかどうかはわかりませんが、自分から勉強する気持ちになったと言う事にはすごい意味があると思いました。

 わたしの渡した本を読んで、さしがねの奥深さ、大工の奥の深さというものを感じると思いますが、頑張って勉強して欲しいです。

ちなみにわたしも勉強中です。

カテゴリー:06 マギナーkota 投稿者 :マギナーkota


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