<< 大工さんに教わる(1) | メイン | 夏休み >>
2006年08月10日(木)
大工さんに教わる(2)
工場へ刻み作業をしている大工さんに会いに行ったときのこと、
積まれた檜柱の切り口を見ていた私に、大工さんがちょっとしたクイズを出してくれました。
「さて、(この檜柱)どっちが上でしょう?」
私「・・・。」
見ていた切り口の年輪をよーく見てから、反対側に回って、こっちと向こう側の年輪と、どこか違うのかなぁと考えていた私に、大工さんがヒントをくれました。
「年輪じゃあ、わからないよ。」
ガーン…。何処見たらいいのでしょうか…。
残るは柱の表面だけです。
みなさんは答えが分かりましたか?

柱の表面に見えるのは木目と節だけですから、ここに答えがあるはずです。でも明確な理由が見つけられません。
降参して、大工さんに柱を見ながらジェスチャー付きで答えを教えてもらいました。
「節を見ると上がわかるんだよ。枝は上に向かって伸びているだろ、上に枝を伸ばすためには下の方がしっかりしてなくちゃいけないから、節の形は円形に見えても下にふくらみを持たせて中心が上にある。だから、節の中心があるほうが上だよ。」ということでした。
答えを聞くと、「あぁ、そっかぁ〜。」という感じでしたが、勉強になりました。
大工さんは刻む時に、柱が逆立ちしないように刻むそうです。
大工さんにとっては当り前のことですが、木の性質を知っているからこそのお話しでした。
見学会に親御さんと一緒に来た子供さんに今の話をしたら、目を輝かせて聞いてくれるかしらと、ちょっと思いました。
夏休みの自由工作などでお子さんと一緒に無垢の木に触れる機会があるお父さん、お母さんがいらっしゃれば、この話しどうでしょうか?
当り前すぎて話にならない…かな!?

↑「年輪じゃあ、わからないよ。」(^_^;)
カテゴリー:01 マギナートモコ52 現場レポート 投稿者 :マギナートモコ








