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2006年01月14日(土)

Gの先祖物語(1)

私、マギナーGが「俺はね、江戸時代に生まれた人と話しをしたことがあるんだよ。」と言うと相手は「エッウソー!!」と一様に疑いの目を向ける。本当の話である。

開国か攘夷か、黒船の衝撃に分裂する国論、大獄・天誅・民衆の蜂起…動乱の維新前夜(小学館版・日本の歴史より)そんな時代の真只中の安政2年(1855年)私の母方の曾祖父浅川じょう次郎が誕生している。
明治維新(1867年)の12年前のことである。
じょう爺さんは長命で江戸、明治、大正、昭和を生き抜いてきた。

昭和20年(1945年)敗戦間際、当時4才の私は父母の故郷へ疎開をした。
そこで丈爺さん(当時90才)と出会うのである。
丈爺さんは曾孫の私の手を両手で握り上下に振った。
何を話したか記憶にないが、その柔和な目が優しく子供心に心地よかった。

1年後、丈爺さんはほとけ様になった。
座棺に納められた丈爺さんは天秤で担がれ山の斜面にある墓に葬られた。
物心ついて死というものの初体験である。
その光景は丈爺さんの柔和な目と共に今でも鮮明に覚えている。

今年の正月も丈爺さんの墓を訪れた。

“年寄せて 江戸の匂いを 懐かしみ” G


カテゴリー:04 マギナーG 投稿者 :マギナーG


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