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2005年11月11日(金)

ケータイ時代(2)

私が学生の頃、電話はもちろんテレビや冷蔵庫、洗濯機でさえまだまだ普及の途上にあった。
東京オリンピック(昭和39年)の3〜4年前の話である。もちろん群馬の田舎にある我が家にはラジオ以外の家電製品は一切なかった。

東京での下宿生活は、見るもの聞くもの全てが新鮮で、毎日が面白くて面白くてたまらない…実家のことなどケロリと忘れて生活していた。
当時の通信手段としては、手紙のやり取りが一般的で、緊急の折には電報というのがポピュラーであった。金持ちのドラ息子達は金がなくなると「カネオクレ」と親元に電報を送った。

母が時々手紙をくれた。こちらは忙しくて返事も書かない。家出状態である。それでも正月くらいは、と言うことで連絡もしないでブラリと実家へ帰った。
1年以上会わなかった私を見て、母は「あんたも変わったねぇ」と笑った。都会カブレした我が息子に当惑した様子であった。当時42〜3才の母、現在87才、健在である。

“携帯の ない時代にも 母の愛” G


カテゴリー:04 マギナーG 投稿者 :マギナーG


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